耳詰まり(耳閉感)
耳閉感とは、耳の中に何かが詰まっている感じ、または耳がふさがれた感じをいい、よく高い山へ登ったときに耳に感じる違和感のことです。 外耳・中耳・内耳いずれに問題があっても起こりうる症状ですが、耳管(耳と鼻をつなげる管)の機能障害によるものも最近増えてきています。
耳鳴り
治りにくい突発性難聴です。血流の低下が原因のことが多い難聴です。キーンとした高い耳鳴りがすることが多いです。めまいが一緒にある場合は高度の難聴になることが多いので早めに早めに治療をするようにしましょう。鍼治療が効果の上がる突発性難聴です。ブーンといったモーター音のような耳りがすることが多いです。水を多く飲んだり、ビールを飲むことで調子が上向くことが多い突発性難聴です。ストレスが原因となっていることが多いくあります。夜、眠る時や、朝起きた時にひどくなります。 脳や内耳の血流が低下すると耳鳴りが悪化します。 聴力が低下している音域と同じ雑音を聞くと、耳鳴りは小さくなります。
めまい
発症時に急激な回転性のめまいが出ることがあります。脳梗塞を疑い救急車で病院に搬送されることが多いです。発症時にめまいがでた突発性難聴はステロイドのパルス療法や鼓室内のステロイドの注入の効果が無いケースが多いです。また、高圧酸素療法をすることで、かえってめまいや吐き気が悪化することも多くあります。急性期が過ぎてもふらふらするめまいが長期にわたって続くことがあります。
頭痛
突発性難聴の発症時に頭痛が出ることがあまりありません。発症から時間が経過してから頭痛が強くなることが多くあります。ステロイドを大量に投与したためにステロイドの後遺症として頭痛が出ることが多いです。また、聴力に左右差が出るため頭部の重心が変わり緊張性頭痛や頚性頭痛が出ることが多くあります。
音の響き(聴覚補充現象)
感音性難聴(音を電気信号に変えて脳に送る範囲での異常)では、声や音が異常に響く(聴覚補充現象)ことがあります。子犬のな鳴き声や子供の鳴き声、レジの音やビニールがこすれる音が耳に響いて苦痛に感じます。お薬では安定剤を処方されることが多いのですが、ハリ治療が効果的なのでご相談ください。音の強弱の変化に対応できなくなります。 左右の耳で感じる音の高さがずれる事があります。 脳が疲れるほど、症状が悪化します。 聴力が変化する音域をカバーする耳栓を使うと、症状が軽減されます。
うつ
突発性難聴でうつになる方は多いです。音の響き(聴覚補充現象)や耳鳴りのストレスが原因でうつ状態になります。また、あまり知られていませんが、ステロイドを大量に使ったことが原因でうつ状態になる方が多いです。ご家族が突発性難聴でうつ状態になっら、目を離さないようにしてください。
健側の聴力が低下する
聴力が低下した耳に引っ張られ、健康な耳の聴力が低下します。 耳鳴りや音が二重に聞こえる症状が、一時的に良くなった感じがします。 オージオグラムを定期的に測定して、聴力検査をする事が大切です。
脳の元気がなくなる
音の異常を絶えず脳が処理していると、脳の元気がなくなります。 突発性難聴の後遺症で非常に多い症状です。 脳の元気がなくなると、古い脳が活性化します。 突発性難聴の症状をより強く感じるようになります。
アルツハイマー型認知症
突発性難聴後遺症の患者様がなりやすい病気です。 前触れなく、急に始まる患者様が多くいます。 聴力が低下する事による脳の萎縮が原因です。 脳の血流を良くする事で防ぐ事ができます。
薬が効かない突発性難聴を治す>>