ステロイドで改善しない難聴
根本原因の解決は「時間」との戦いです

ステロイドで改善しない難聴、根本原因の解決は「時間」との戦いです

突発性難聴によるめまいの鍼治療

患者様に説明をする鍼灸師

●更新 2024.06.04

音声で解説!
突発性難聴とめまいの深い関係とは?

突然起こる片側の聴力低下「突発性難聴」と、それに伴って現れる「ぐるぐる回る」「ふわふわする」ようなめまいの関係性とは? 本音声では、発症のタイミングや症状の順序によって異なる予後、聴力回復への影響、急性期の対処法や心理的サポートの重要性について、40年の臨床経験と研究データをもとにやさしく解説します。
めまいがQOL(生活の質)に与える影響や、後遺症として残るケースへの備え方も併せて紐解いていきましょう。

※出典1 全日本病院出版会 ENTONI No.52 「突発性難聴」
※出典2 森上鍼灸整骨院 突発性難聴によるめまいの鍼治療

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ホスト: さて、今回の深掘りですが、テーマは「突発性難聴とめまい」になります。

ゲスト: はい。

ホスト: あの、ある日突然ね、片方の耳が聞こえなくなるだけでも、まあ大変なのに。

ゲスト: ええ。

ホスト: そこにめまいまで加わるとなると、ご本人にとっては本当に深刻な事態ですよね。

ゲスト: そうですね、かなり。はい。

ホスト: あなたからお預かりした臨床経験ですとか、研究論文。突発性難聴の臨床経験40年、延べ14万人の突発性難聴の患者さんを治療してきた森上鍼灸整骨院の経験をもとに作成した資料をもとにですね、この2つの症状の関係性。

ゲスト: ええ。

ホスト: 特にめまいがその聴力の回復とか日々の生活の質、QOLにどう影響するのか、ちょっと一緒に紐解いていきたいと思います。

ゲスト: はい、よろしくお願いします。突発性難聴の方のですね、だいたい3割から4割くらいの方に、ご自身で感じるめまいが伴うとされてるんですね。

ホスト: 3、4割ですか!結構多いですね。

ゲスト: ええ。ただですね、めまい感の訴えがなくてもですね、眼振検査とか、そういうので客観的に調べると、もっと多くの方で、あのーバランスを司る「前庭」っていう部分ですね。

ホスト: ああ、前庭。

ゲスト: ええ。そこの機能に何らかの影響が出てるんじゃないかという可能性も指摘されてますね。

ホスト: なるほど。そのめまいなんですけど、難聴の前後に起こることがあるということですが

ゲスト: はい。

ホスト: その発症するタイミングで何か違いってあるんでしょうか?なぜそのタイミングが重要なんですかね。

ゲスト: これは非常に重要なポイントだと思います。

ホスト: はい。

ゲスト: あのー資料を見てますとね、めまいがまず先に来て、その後に難聴が現れるというケース。これは難聴がより重症化しやすいと。そして、回復も難しい傾向があると。まあおそらくなんですけど、めまいが先に来るということはそのー内耳へのダメージがですね、より広範囲に及んでるそういう可能性を示唆しているのかもしれないですね。

ホスト: 深刻度がちょっと高いかもしれないと?

ゲスト: そういうことですね。逆に難聴がまずあってその後にめまいが出た場合、この場合は比較的回復しやすい予後が良いとされていますね。

ホスト: なるほど症状としてもかなり激しいめまいが多いんですか?

ゲスト: はい、そうなんです。多くはですね、こうぐるぐる目が回るような回転性の激しいめまいですね。で、吐き気を伴って、まあ時にはね、救急車で運ばれる方もいらっしゃるほどです。

ホスト: そんなにですか。

ゲスト: ええ。その後もなんていうか体がこうふわふわ揺れるような、そういう不安定な感じのめまいがですね、長く続いてしまう方もいらっしゃるんですね。

ホスト: ああ、急性期が過ぎてもまだ残る感じなんですね。

ゲスト: そうなんです。これは生活への影響も長引いてしまいますよね。

ホスト: うーん。やはりそのめまいの有無というのは、聴力の回復具合に大きく関わってくるという。

ゲスト: まさにその通りです。あのー複数の研究データをちょっと照らし合わせてみてもですね。めまいを伴う突発性難聴というのは、まず発症時の聴力レベル。

ホスト: はい。

ゲスト: それから治療を経た後の最終的な聴力レベルもやっぱり悪い傾向が明らかになってますね。

ホスト: ああーそうですか。

ゲスト: ええ。特に国の研究班が定めた重症度分類というのがありまして。

ホスト: はい、グレード分けですね。

ゲスト: そうです。それで、発症時の聴力が非常に悪いグレード4であって、かつめまいも伴う場合、これはグレード4Aと分類されるんですが。

ホスト: グレード4A。

ゲスト: この場合は残念ながら聴力の改善がかなり限定的になる可能性が高いということがデータで示されています。

ホスト: うーん、それは厳しいですね。

ゲスト: ええ。ですからまあ、初期の段階でめまいを伴う重度の難聴の場合はですね、回復の見通しについて、ご本人やご家族にもより慎重な説明が必要になるということですね。

ホスト: なるほど。聴力だけじゃなくて、QOL、つまり生活の質への影響はどうでしょうか?気になりますね。

ゲスト: ええ。そうですね。「HHIA」というあの難聴が生活に及ぼす困難さ。これを測る心理評価があるんですが。

ホスト: HHIA、はい。

ゲスト: これを使った調査結果がなかなか興味深くてですね。突発性難聴の方のHHIAスコア。これ平均すると両耳が難聴の方よりは低いんですけれども。

ホスト: うん。

ゲスト: スコアの高さ自体は必ずしも聴力レベルだけで決まるわけではないようなんです。

ホスト: あ、そうなんですか?聴力だけじゃない。

ゲスト: ええ。例えば、何らかの理由でその治療開始が遅れてしまったというケース。

ホスト: はい。

ゲスト: こういう場合だと、たとえ聴力がある程度回復したとしても、このHHIAスコアが高くなる傾向が見られて。

ホスト: へえ~。

ゲスト: これがQOLの低下につながっているんだろうと考えられますね。

ホスト: なるほど、治療開始のタイミングも影響すると。

ゲスト: 大きいと思います。あとですね、聴力がある程度安定した後でも、何らかの症状が残る方がやっぱり少なくないんですね。

ホスト: ああ、後遺症のような?

ゲスト: ええ。ある調査では、治療が終わった後も約半数の方に何聴とか耳鳴りが残ると。

ホスト: 半数ですか!

ゲスト: はい。で、約4分の1の方に耳が詰まった感じ、そして約1割の方にめまいが残っていたという報告があります。

ホスト: 1割はめまいが残るんですね。

ゲスト: そうなんです。特に先ほどのHHIAスコアが高かった方々、この方たちは難聴と耳鳴りの両方を自覚している割合がなんと9割以上と。

ホスト: 9割。

ゲスト: ええ、非常に高くてですね。やっぱり複数の症状が重なることで、QOLへの影響がより大きくなるということが伺えますね。

ホスト: うーん、深刻ですね。では、その辛いめまい自体にはどういうふうに対処していくんでしょうか。

ゲスト: はい、まず急性期の、その激しいめまいに対してはですね、まずは安静です。

ホスト: 安静。

ゲスト: ええ。特に頭を動かさないようにすることが重要ですね。

ホスト: はい。

ゲスト: それと同時にめまいは時間とともに良くなっていくことが多いですよということをしっかりお伝えして。

ホスト: ああ、精神的なケアも。

ゲスト: そうなんです過度な不安を取り除くこの精神的なサポートも非常に重要になります。

ホスト: なるほど。

ゲスト: もちろん吐き気が強い場合は制吐薬、吐き気止めを使います。

ホスト: はい。

ゲスト: それで、眼振ですね。これを注意深く観察しながら状態が落ち着いてくれば、少しずつベッドから起き上がるとか。

ホスト: 徐々に。

ゲスト: ええ。安静の度合いを緩めていきます。多くの場合、まあ数日程度で歩行が可能になるとされていますね。

ホスト: 数日で歩けるようになるんですね。少し安心しますね。

ゲスト: ええ。原因としてはやはり内耳の体のバランスを司る部分。

ホスト: バランス。

ゲスト: ええ。そこの障害が考えられているんですね。具体的に言うと、回転を感じる半規管とか、あるいは直線的な動きとか傾きを感じる耳石器。まあ、これらを合わせて前庭と呼びますけど。

ホスト: 前庭。

ゲスト: はい。そこの器官の障害ですね。

ホスト: やはりそこが原因だと。

ゲスト: そうですね。実際にバランス機能を調べるいろんな精密検査、例えば温度刺激による眼振反応検査とか。

ホスト: はい。

ゲスト: こういったもので異常が見つかることが多くてですね。資料によっては、もう7割以上で何らかの異常が検出されたなんていう報告もあります。

ホスト: 7割以上ですか。

ゲスト: ええ。で、特に一部の方ではその温度刺激に対する反応が低下したままになってしまう所見、これCPと呼ばれるんですが、これが残ってしまうと例えば暗い場所でのふらつきといった形で後々まで影響することがあるのでちょっと注意が必要になることもありますね。

ホスト: なるほど、よくわかりました。突発性難聴におけるめまいというのは単に、ついでに起こる症状というわけではなくて、聴力の回復予測とか、長期的なQOLにまあ深く関わる重要なサインなんだと。

ゲスト: そうですね。

ホスト: そして急性期の適切な管理と、まあ心理的なケア、これが非常に大切だということですね。

ゲスト: はい、まさしくその通りだと思います。急性期の対応はもちろん重要なんですが、症状がある程度固定した後のですね、残ってしまった難聴とか、耳鳴り。そして平衡機能の問題と、まあどう向き合っていくか。

ホスト: ええ。

ゲスト: そういう長期的な視点でのフォローアップがやはり重要になってきますね。

ホスト: はい、ありがとうございます。最後にですね、リスナーのあなたへ思考の種を一つ投げかけさせてください。今回の資料の中にはですね、ご本人がめまいをはっきりと自覚していなくても検査をしてみると前庭機能に異常が見られるそういうケースも少なくないと示唆されていました。

ゲスト: ええ、ありましたね。

ホスト: これって、もしかしたら突発性難聴という病態が聴覚だけじゃなくて、私たちが普段意識している以上に身体の平衡感覚システム全体にもっと静かに、そして広範囲に影響を及ぼしている。そういう可能性を示唆しているのかもしれないなと。

ゲスト: なるほど、深いですね。

ホスト: ええ。この深掘りがあなたの知識を深める一つとなれば幸いです。

※出典1 全日本病院出版会 ENTONI No.52 「突発性難聴」
※出典2 森上鍼灸整骨院 突発性難聴によるめまいの鍼治療

めまいで始まった突発性難聴は治りますか?

めまいで始まった突発性難聴は治りますか?|長野市M.I.様

明け方に地震のような回転性めまいが起こり、嘔吐が止まらず救急車で運ばれました。脳梗塞や前庭神経炎を疑われましたが、突発性難聴でした。

ステロイドが全然効かなくてすごく心配なのですが、鍼治療で良くなりますか?

長野市 M.I.様

めまいから始まった突発性難聴だと、強い回転性めまいは3日ほどで治まり、その後はふわふわしたふらつきが始まります。

また、めまいから始まった突発性難聴はステロイドが効きづらいため、不安を感じて入院中に当院に相談される方が多くいますが、鍼治療で自律神経や体の歪みを整えたり、血流状態を改善したりすると、めまいやふらつきが治りやすいお体になります。

鍼治療の開始は早いほど効果的なので、お悩みの方はすぐにご相談ください。

鍼灸師・柔道整復師 吉池 加奈

めまいが良くなった!

調子がもどっています。
めまいの鍼治療をされた長野市M.I.様

ふらつきはまだあるので治療継続中ですが、めまいはおかげさまで良くなりました。あまりの具合悪さに不安が募る一方でしたが、なんとか良くなってきてほっとしてます。

多分、頑張りの度が過ぎてストレスが溜まってしまい、突発性難聴を発症したのではないかと思います。これからも治療を続けていきたいです。

長野市 M.I.様

※治療効果の出方には、個人差があります。

 

一緒に改善を目指しましょう

ふらつきが治らないと、お仕事は疎か日常生活を送るのも大変な状況だと存じます。徐々にお体が良くなってきたということで、本当に嬉しく思います。

眼振が起きるとめまいが出てしまうので、なるべく移動中のスマホ操作や、人込みはできるだけ避けながらお過ごしください。

鍼灸師・柔道整復師 吉池 加奈

突発性難聴とは

片耳の聴力が低下する重度の難聴

突発性難聴は原因が確定していない重度の難聴ですが、大人で発症した場合だと、血液循環障害が原因のことが多いと言われています。

発症から時間が経過すると治りづらくなることや、良い耳に負担がかかり、両耳の聴力が低下するケースもあるため、突発性難聴になったら早急に治療を始めてください。

突発性難聴で起きるめまい

回転性めまい

回転性めまいは、立っていられないほどの激しいめまいで、ぐるぐると周囲が回っているように感じ、嘔吐する場合があります。

回転性めまいから始まった突発性難聴の場合だと、始めは脳の病気を疑い救急車で運ばれてから、検査後に突発性難聴と診断されるケースが多いです。

突発性難聴の回転性めまい

ふらつくめまい

ふらつくめまいは、回転性めまいが治まったあとにしばらく続くことが多いです。

もともと自分がおかれた環境の変化に敏感な方や、気圧の変化を感じやすい方ほど、浮遊感のあるふらつきが長く続きます。

遅発性内リンパ水腫

遅発性内リンパ水腫は、突発性難聴の発症からしばらく時間が経過したときに、めまいが強くあらわれる疾患です。

決定的な診断方法がなく、かなり悪化してから診断がつく場合が多いので、めまいから始まった突発性難聴の方は、早いうちから治しておかないと、発症から5年程度で、遅発性内リンパ水腫になるリスクが高くなります。

めまいが起こる他の疾患

メニエール病

メニエール病は、内耳のリンパ液が溜まって膨張することで起き、突発性難聴と症状が似ています。

激しいめまい、吐き気や嘔吐、耳鳴りなどを繰り返すので、循環を良くするためにウォーキングなどの有酸素運動を取り入れたり、水分をこまめに摂取したりして、繰り返さないための体づくりが重要です。

メニエール病の予防

良性発作性頭位めまい症

良性発作性頭位めまい症は、体の方向感覚を感知する耳石が剥がれ、三半規管に入ると発症するめまいです。

突発性難聴の治療で使われるステロイドには、骨をやわらかくする副作用があるので、ステロイドを使うと耳石が剥がれて、良性発作性頭位めまい症を発症することもあります。

前庭神経炎

前庭神経炎は、何らかの原因で平衡感覚を司る前庭神経に炎症が起きると、突然強いめまいが起きます。

数日間強烈なめまいや吐き気が続くため、安静にすることが大切ですが、入院治療が必要になる場合もあります。

入院治療が必要なめまい

突発性難聴のめまいは薬で治りづらい

眼振や体の歪みで悪化するため注意

人込みを目で追ってしまったり、車や公共交通機関での移動中にスマホや本を見たりすると、自分で眼振をつくることになり、めまいが起きてしまうので注意が必要です。

できるだけ安静にすることと、意識して遠くを見るようにすると眼振が起きにくくなるので、日常生活からお気を付けください。

また、体が歪んでいると頭蓋骨が重心上からずれてしまい、突発性難聴のめまいやふらつきが治らない要因となるため、インナーマッスルを緩める鍼治療をすると、重心が整えられるのでめまいの改善に効果的です。

全身にフォーカスした鍼治療が効果的

当院の全身検査

めまいから始まる突発性難聴は、内耳の耳石器や三半規管、前庭神経、また姿勢中枢にまで影響を及ぼすので、当院では「聴力の状態、内耳に向かう血流、自律神経の異常」を調べる検査をおこない、根本原因から解決する鍼治療に取り組んでいます。

突発性難聴の原因を調べる検査

めまいを改善するための検査

オージオメータ

突発性難聴の治療を専門とする鍼灸師が、対面で骨導と気導の聴力検査を行います。音が聴こえるかではなく、聴き分けられるかを測定したいため、通常のお部屋で検査をします。

検査中の患者様の目の動きや表情、雑音が入ったときの聴力の状態まで細かく記録し、詳しい聴こえの状態を把握します。

聴力検査

医療用サーモグラフィ

ステロイドが効かない突発性難聴の患者様の多くは、顔や手足の温度が低くて、梗塞体質の方に良く見られる特徴的な温度分布になります。

また、ストレス状態は体表温度に現れるので、医療用サーモグラフィからお体の状態を読み取り、自律神経を整える鍼治療に活かします。

サーモグラフィ

循環器用エコー

造影MRIとは違い、姿勢を変えながら椎骨動脈(首から内耳、脳の中心に向かう動脈)の血流状態を調べ、血流改善の鍼治療に活かします。

※突発性難聴の患者様92.3%が、座った姿勢での椎骨動脈の血流が確認できませんでしたが、首の弯曲が改善されると内耳への血流が良くなり、聴力回復やめまい改善が始まることが多いです。

エコー

モアレトポグラフィ

体の歪みや背骨の側弯状態を調べ、頭部が重心からずれていないかを調べます。

※ストレスがかかるほど重心がズレていくことが多く、突発性難聴の患者様82.4%が、頭部が重心上からずれていますが、鍼で歪みを整えるとめまい改善に役立ちます。

モアレトポグラフィ

めまいを改善する鍼治療

姿勢中枢を治す

突発性難聴でめまいが起こると、姿勢中枢のバランスが崩れ、めまいやふらつきが長期にわたることがありますが、姿勢を保つ筋肉(インナーマッスル)のバランスを整えると、姿勢中枢の緊張が軽減され、自然とめまいやふらつきが改善していくことが多いです。

姿勢中枢の鍼治療

※姿勢を良くする鍼治療でインナーマッスルが緩むと、左右のバランスをとるように体の重心が中心にもどるため、めまいが改善しやすい状態になります。また、聴力を回復させる鍼治療などを複数組み合わせることで、さらに効果的となります。

治療前

モアレトポグラフィー:鍼治療前

治療後

モアレトポグラフィー:鍼治療後

突発性難聴患者の治療前・治療後の体の歪み

お寄せいただいたご質問

  • ご質問いただいたtetsuya kawasaki様

    tetsuya kawasaki

    10年前に突発性難聴になり右耳が全く聞こえません。先週からめまいが強いです。さすがに長野までは通院できないので、都内でいい鍼灸院ご存じないですか?

  • 鍼灸師の回答

    当院としては、突発性難聴の鍼治療を受けられるなら、聴力検査ができる鍼灸院をおすすめしております。

    ただ、鍼治療はお医者様の保険内治療とは異なり、保険外(自費治療)なので、他の鍼灸院のことは詳しく存じ上げておりません。(鍼灸院によって料金も治療法も効果の出方も変わります。)

    お力になれず大変申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

    鍼灸師・柔道整復師 吉池 加奈
  • ご質問いただいたふじこ様

    ふじこ

    めまいが強いので1週間入院したのですが、退院後も難聴とふらつきが良くなりません。職場の上司に相談しても、自分もたまにめまいはあるけど、大したことないよと言われるばかりで全然理解して貰えません。もう治らないのでしょうか?

  • 鍼灸師の回答

    めまいやふらつきがあることは見た目では分からないため、ご本人様にとって辛いことでも、他の方に理解していただくのが難しい場合も多くあります。

    原因を治さないまま無理に動き続けると、悪化したり症状が固定したりすることがあるため、くれぐれもお気を付けください。鍼治療は早く始めるほど効果的ですので、当院までご連絡ください。

    鍼灸師・柔道整復師 吉池 加奈
  • ご質問いただいたのぶゆき様

    のぶゆき

    先日、彼女が突発性難聴で入院したのでお見舞いに行きました。でもなんだか話していても辛そうだったので、すぐに帰りました。このまま治らなければ、鍼治療はいつから始めたらいいですか?

  • 鍼灸師の回答

    もし入院しても治らないようでしたら、退院後すぐに鍼治療を始めることをおすすめ致します。

    実際に、入院中に当院のことをスマホで調べ、退院した次の日に鍼治療を開始される患者様は多く、数日の治療で耳鳴りや聴力が改善した方もいらっしゃいます。※同じ「突発性難聴」でも、人により原因や症状の出方はさまざまなので、ご提案する治療法や治療期間は異なります。

    鍼灸師・柔道整復師 吉池 加奈
  • ご質問いただいたAYAKO様

    AYAKO

    突発性難聴で、めまいと音が響く感じがありました。ステロイド治療が終わって1カ月経ちますが、ふわふわするめまいがなくなりません。ビタミン剤をもらっていますが、これでよくなるのでしょうか?

  • 鍼灸師の回答

    ビタミン剤は血流を良くすることを目的として処方されることが多いのですが、浮遊感のあるめまいはステロイドの副作用や、眼振、体の歪みなどで続くことがあるので、ビタミン剤の服用だけでなく、お体の検査をして治らない原因から解決していくことをおすすめ致します。

    鍼灸師・柔道整復師 吉池 加奈
  • ご質問いただいた榎本様

    榎本

    難聴よりも耳鳴りとめまいが気になります。車は乗れるようになったのですが、自転車がまだ怖くて乗れません。また、疲れが溜まってくると症状が強くような気がします。こんな感じですが、効果出そうでしょうか?

  • 鍼灸師の回答

    おっしゃるとおり、疲れやストレスが過剰になると、耳鳴りやめまいが強くあらわれやすいので注意が必要です。十分な休息をもうけるとともに、ストレスを軽減させたり聴力回復の鍼治療をしたりすると効果的です。

    突発性難聴は、発症から時間が経つほど悪い耳の聴力に引っ張られるように、良い耳の聴力も低下してしまうケースが多いので、お困りのことはお早めにご相談ください。

    鍼灸師・柔道整復師 吉池 加奈

著者情報

鍼灸師・柔道整復師 吉池 加奈

私が書きました

鍼灸師・柔道整復師 吉池 加奈

各国の民間医療を学び、帰国後は顔と耳の解剖学を極める。聴力検査を得意とし、専門は突発性難聴と膝の鍼治療。周囲をぱっと明るくする陽気さで、患者様からの人望が厚い。悩みは、外国人には気にされない活舌の悪さ。

当院について

長野県須坂市の突発性難聴専門の鍼灸院です。

森上鍼灸整骨院の鍼灸師とスタッフ

聴力検査、医療用サーモグラフィ、循環器エコー、モアレトポグラフィで全身検査をおこない、突発性難聴を根本原因から解決する鍼治療に取り組んでいます。

原因を素早く見つける

耳鼻科専門の鍼灸院6つの検査

  • オージオグラム

    聴力検査

    骨導と気導の状態は、幅広い音域を使って「音を聴き分けられるか」を確認し、鍼の効果を最大限に引き出すツボを選定します。

  • 耳管機能検査装置

    耳管機能の検査

    日本で流通している唯一の検査機器で、耳管機能不全の有無を確認し、聴こえを良くするための鍼治療に活かします。

  • インピーダンスオージオメータ

    鼓膜と中耳の検査

    鼓膜の動きと中耳の気圧状態を確認し、検査結果から中耳炎の後遺症や、顔面神経麻痺後遺症の鍼治療に活かします。

  • 体の歪みの検査:モアレトポグラフィ

    体の歪み

    首の側弯は椎骨動脈を圧迫して脳や内耳の血流を悪くするため、モアレトポグラフィで確認し、歪みを治す鍼治療をします。

  • 血流の検査:循環器用エコー

    血流の異常

    自然治癒力の低下は血流の異常で分かるので、循環器用エコーで手足や首の状態を確認し、血流改善の鍼治療をします。

  • ストレスの検査:医療用サーモグラフィ

    ストレス状態

    治りを妨げるストレス状態は体表温度に現れるので、医療用サーモグラフィで確認し、自律神経を整える鍼治療をします。

患者様の声

  • めまいの鍼治療をされた長野市H.M.様

    H.M.様長野市

    突発性難聴のめまい

    ふらつきが少なくなった

    めまい止めを飲んでも気分が悪く、耳鼻科の先生に慣れてくださいと言われたのをきっかけに、鍼治療を始めました。先生のお話を聞いて、私は足の血流が悪くて、血圧が変動してめまいや頭痛がでていたようです。

  • めまいの鍼治療をされた新潟県 M.S.様

    M.S.様新潟県

    めまいから始まった突発性難聴

    職場に復帰できた

    ものすごい耳鳴りとふらつくめまいのせいで、精神的に追い詰められていたのですが、おかげさまで仕事復帰できました。これからは不規則な生活に気を付けて、自分を大切にしていきたいです。

  • めまいの鍼治療をされた長野県E.N.様

    E.N.様長野県

    突発性難聴のめまい

    運転ができるようになった

    めまいが続いていたので車の運転は控えていましたが、今では運転ができるまでに回復しました。疲れが溜まるとめまいを感じるので、定期的に通院は続けたいと思っています。

※「患者様の声」は 個人の感想です。
疾患により治療法や効果の出方が変わります。

不調の根本原因は人によりさまざまなので、当院では全身検査をしたうえで、その患者様に合った治療法をご提案しています。
分からないことやご不安なことは、「今すぐ無料相談する」ボタンからご相談ください。