ステロイドで効果が無かったら
早めに鍼治療をしましょう

ステロイドで効果がなかったら早めに鍼治療をしましょう

低音障害型感音難聴の治療

低音型感音難聴について説明する鍼灸師

更新 2024.6.25

低音障害型感音難聴は鍼治療で治りますか?

低音障害型感音難聴は鍼治療で治りますか?|長野県Y.T.様

耳詰まりを感じて耳鼻科に行ったら、低音障害型感音難聴と診断されました。薬を飲んでも治らないですし、自分の声が響いて聴こえるのでとても不快です。

鍼治療で低音障害型感音難聴は治りますか?

長野県 Y.T.様

低音障害型感音難聴は、耳鼻科の先生が驚かれるほど、鍼治療で良くなるケースが多いです。

ただ、悪化すると回転性のめまいが起こるメニエール病になることもあるので、何度も繰り返していたり、お薬の効果を感じられなかったりしたら、お早めに鍼治療をご検討ください。

鍼治療は、低音障害型感音難聴の根本原因であるストレスから解決することができるので、悪化も再発も防ぐことができます。

院長 吉池 弘明

低音障害型感音難聴が改善!

耳詰まりが良くなった
低音障害型感音難聴が改善 長野県Y.T.様

森上さんで通院を始めてからは聴力が戻り始めて、耳詰まりも治りました!わたしは人から仕事を頼まれると断れない性格なので、たぶん残業続きが災いして体が悲鳴を上げてしまったのだと思います…。

自分の体は1つしかないので、うまくストレスを発散する事と、体調が悪ければ無理せず仕事を休む事を意識して、これからは自分優先の生活をしていきたいです。

長野県 Y.T.様

※治療効果の出方には、個人差があります。

定期的な通院を続けましょう

ストレス状態は体温異常にあらわれますが、Y.T.様のお体を検査させていただいたとき、全体的に体温が低いことや、腎臓周囲の温度も低くて代謝が悪くなっていることが原因だと分かりました。

複数の治療法を組み合わせましたが、回数を重ねるごとに改善傾向にありますので、私たちも本当に嬉しく存じます。

お仕事は体調を考慮しながら、くれぐれもご無理されないようにしてください。

院長 吉池 弘明

低音障害型感音難聴とは

ストレスが引き金になることが多い

ストレスがかかると、交感神経が優位になって抗利尿ホルモンの分泌が増加するので、自覚のないうちに尿量が減り、体に水分が溜め込まれるようになります。

内耳の蝸牛にも水分(リンパ液)が溜まってしまうので、次第に血流が悪くなり、低音障害型感音難聴を引き起こします。

症状としては、低音が聴こえない耳詰まり低い音の耳鳴り音の響きを感じることが多いです。

低音障害型感音難聴の症状

低音障害型感音難聴になりやすい人

敏感な気質の方が多い

他者の気持ちに寄り添うことが得意な方や、危険を察知する能力が高い方は、人一倍ストレスを感じやすい傾向にあるので、低音障害型感音難聴を発症しやすいように思います。

また、天候で症状の変化を感じやすい場合は、鼓膜の気圧調整機能がうまく働いていないことが考えられるので、気圧変動が大きくなる交通手段(飛行機など)でのご移動は、なるべく避けていただくことをおすすめ致します。

 低音障害型感音難聴になりやすい人

低音障害型感音難聴と似た疾患

突発性難聴

突発性難聴は、急に聴力が低下する「重度の難聴」で、低音や高音など人によってさまざまな音域が聴こえづらくなりますが、低音障害型感音難聴は、急に低音だけが聴こえづらくなります。

また、低音障害型感音難聴は、余分な水分が排出されると改善することが多く、突発性難聴と比べると比較的早く治りやすい難聴ですが、両耳とも発症したり、症状が習慣化したりする場合もあるため、低音障害型感音難聴の原因から解決することが大切です。

メニエール病

メニエール病は、強い回転性めまいを繰り返す疾患ですが、低音障害型感音難聴では、強いめまいは起こりません。

ただ、低音障害型感音難聴は「蝸牛メニエール」と言われ、メニエール病を発症する前段階なので、メニエール病にならないための体づくりが大切です。

日常生活からできることは、電気を消して睡眠をしっかりとる・アルコールやカフェイン(コーヒーなど)の摂取は控えめにする・ふくらはぎのポンプ機能を高める有酸素運動をする(ウォーキングなど)があります。

また、1日1分ほど耳をつまんで回したり引っ張ったりするマッサージをすると、内耳への血流が改善しやすくなるので、予防に効果的です。

メニエール病の予防

低音障害型感音難聴で使われるお薬

利尿剤やステロイド剤が使われます

低音障害型感音難聴では、余分に溜まった水分の代謝を促すために、利尿剤(イソバイド)や血流を良くするお薬(アデホスコーワ)、神経回復のお薬(メチコバール)が使われることが多いです。

改善しない場合は、人参養栄湯や五苓散、ステロイドが使われたりしますが、ステロイドは血糖をあげる作用が強く出るため、高血圧や糖尿病、妊娠されている方は特に注意が必要です。
※ステロイドの副作用でホルモンバランスが乱れることもあるので、注意が必要です。

お薬で治らなかったために症状を放置してしまうとメニエール病の発症リスクが高まるので、お早めに鍼治療をご検討ください。

鍼治療は「原因から改善」を目指せる

自律神経や体の機能を調整

低音障害型感音難聴は、ストレスが引き金となって自律神経を乱し、リンパ液が溜まったり血流が悪くなったりして起こることが多いですが、鍼治療なら自律神経のバランスを整えて、症状の根源となるストレスから解決できます。

低音障害型感音難聴の根本原因を調べる検査

森上鍼灸整骨院の検査と鍼治療

お医者様とは違った角度からの検査

ストレスや自律神経の乱れは体温異常にあらわれるので、当院では医療用サーモグラフィを用いて、詳しくお体の状態を確認しています。

ストレスがかかると副腎から抗利尿ホルモンの分泌量が増え、体温と代謝が低下し、低音障害型感音難聴が発症することが多いですが、全身検査をすると効果的なツボの選定をして鍼治療ができるので、次第に低音の聴力回復耳詰まり音の響きなどが改善していきます。

治療前

顔のサーモグラフィ:低音障害型感音難聴の鍼治療前

治療後

顔のサーモグラフィ:低音障害型感音難聴の鍼治療後

治療前

体のサーモグラフィ:低音障害型感音難聴の鍼治療前

治療後

体のサーモグラフィ:低音障害型感音難聴の鍼治療後

治療前

オージオグラム:低音障害型感音難聴の鍼治療前

治療後

オージオグラム:低音障害型感音難聴の鍼治療後

治療費

治療回数

低音障害型感音難聴の症状がつらい期間は毎日の治療をおすすめします。
毎日の治療ができない場合、患者様の通院できる範囲内で治療を計画します。
初診時から14回の治療後、もしくは1ヶ月毎に検査をして治療方針と治療回数を決めていきます。

検査費

聴力検査、ストレスの状態、動脈の血流状態を調べます。
初診時に7,150円~13,750円程度の検査費用がかかります。
※土曜・日曜・祭日・平日午後は、初診時の検査料・自由診療が、1.5倍となります。

治療費

検査結果に合わせて、 低音障害型感音難聴の鍼治療 血流とリンパの流れを改善する鍼治療 ストレスを改善する鍼治療 を組み合わせて行います。
※事前に治療見積もりを作成しますので、予算に合わせて治療範囲を決めることも可能です。

低音障害型感音難聴の鍼治療

低音障害型感音難聴|内耳のリンパの流れを改善する鍼治療の範囲
治療範囲
低音障害型感音難聴の治療費
初診料 660円
治療費 4,400円
スーパーライザー 1部位330円

内耳のリンパの流れを改善する鍼治療です。
※別途、1本26円の鍼材料費がかかります。


血流とリンパの流れを改善する鍼治療

  • 低音障害型感音難聴|原因となる全身の血流とリンパの流れを改善する鍼治療の範囲
  • 治療範囲
    1~5か所は1か所につき660円
    6か所からは1か所につき330円

    全身の血流をリンパの流れを改善する鍼治療です。
    ※1~5か所については保険が適用できるケースがあります。
    ※別途、1本26円の鍼材料費がかかります。

ストレスの鍼治療

  • 低音障害型感音難聴|原因となるストレスの鍼治療の範囲
  • 治療範囲

    初診料 660円
    治療費 6,600円

    低音型感音難聴の原因となったストレスを改善する鍼治療です。
    ※費用に6極のパルス通電(1極につき330円)の費用を含みます。
    ※別途、1本26円の鍼材料費がかかります。

著者情報

森上鍼灸整骨院 院長 吉池 弘明

私が書きました

森上鍼灸整骨院 院長 吉池 弘明

耳鼻科疾患の治療経験36年。医師とは異なる検査【医療用サーモグラフィ】を取り入れ、のべ25万人を検査、治療成果を上げる。自らを「サーモグラファー」と命名。耳鼻科疾患の鍼治療に欠かせない、自律神経・ストレス状態をデータから読み解き、患者様ひとりひとりに合わせた治療を行っている。はり・きゅうの日生まれ61歳。

当院について

長野県須坂市にある、耳鼻科疾患専門の鍼灸院です。

森上鍼灸整骨院 鍼灸師、スタッフ

全身検査をすると、根治を妨げている原因が明確になるので、低音障害型感音難聴の再発やメニエール病に進行させないための鍼治療のご提案が可能です。分からないことは何でもご相談ください。

原因を素早く見つける

他にはない、当院独自の検査方法

  • 聴力検査:オージオグラム

    聴力検査

    お医者様とは違った角度から、骨導と気導のフルスケールの聴力検査をして、鍼治療の効果を最大に引き出すツボの選定をしています。

  • 体の歪みの検査:モアレトポグラフィ

    体の歪みの検査

    体や首が曲がっていると椎骨動脈を圧迫して内耳への血流を妨げてしまうため、モアレトポグラフィで確認し、歪みを治す鍼治療をします。

  • 血流の検査:循環器用エコー

    血流の検査

    免疫力の低下や自然治癒力の低下は血流の異状から出ることが多いので、循環器用エコーで手足や首の血流の異状を探して鍼治療をします。

患者様の声

  • 低音障害型感音難聴の鍼治療をされた 長野県S.S.様

    S.S.様長野県

    低音障害型感音難聴

    びっくりするくらい良くなった

    急性低音障害型感音難聴は、一度良くなっても何度か繰り返していたのですが、鍼を始めてからはびっくりするくらい良くなって、早く森上さんに行っていればなーと思いました!メニエール病にならないように、私生活の予防とかストレスに気を付けていきたいです。

  • 突発性難聴の鍼治療をされた 長野県H.W.様

    H.W.様長野県

    突発性難聴の耳閉感

    耳の詰まりが改善

    突発性難聴を発症してからすぐ耳鼻科に行ったのですが、処方された薬でも治らず毎日不安な気持ちでいっぱいでした。でも森上さんの鍼治療で徐々につまりが改善し、今では天気が悪い日でも調子を保てています。本当にありがとうございました。

  • 突発性難聴の鍼治療をされた 長野県S.Y.様長野市

    S.Y.様長野県

    突発性難聴の耳閉感

    イライラが減った

    低音が聴こえづらくて、耳をつきたいほどのひどい耳詰まりがあったのですが、通院を続けていたらだんだんと音が聴こえやすくなって、詰まりもほとんど感じなくなりました。イライラすることも減り、妻からは穏やかになったねと言われます。

※「患者様の声」は 個人の感想です。
疾患により治療法や効果の出方が変わります。

不調の根本原因は人によりさまざまなので、当院では全身検査をしたうえで、その患者様に合った治療法をご提案しています。
分からないことやご不安なことは、「今すぐ無料相談する」ボタンからご相談ください。

森上鍼灸整骨院 院長 吉池弘明