骨導と気導の検査(オージオメータ)
音は、耳と脳の適切な連携があってこそ、しっかり聴くことができるので、病院でおこなう「音が聞こえているか」の聴力検査ではなく、「聴き分けられるか」に重点をおく骨導と気導の検査がおすすめです。
耳と脳との連携がわかるので、詳しい聴き取りの状態を把握できます。
ストレス状態が分かる検査(医療用サーモグラフィ)
突発性難聴は、過剰なストレスが原因で発症することが多く、体温が低下して自律神経のバランスが崩れます。
また、ステロイドで治らない突発性難聴の場合は、ふくらはぎの温度が低いという、特徴的な温度分布になるので、医療用サーモグラフィの検査結果からストレス状態を読み解くと、効果的な鍼治療に活かせます。
血流異常が分かる検査(循環器用エコー)
ステロイドで治らない突発性難聴は、内耳に向かう椎骨動脈の血流に異常があることが多いです。
姿勢によって拍動が変わるので、循環器用エコーで、寝た姿勢と座った姿勢で検査すると、突発性難聴を改善する糸口を見出せます。※造影MRIとは違い、循環器用エコーは、姿勢を変えながら血流状態を調べられるので、詳しく検査できます。
体の歪みが分かる検査(モアレトポグラフィ)
ストレスがかかるほど体の歪みが出ますが、頭部が重心からずれると、内耳への血流が悪くなり、めまいや耳鳴りが治りづらいです。
モアレトポグラフィで頭部のずれを確認し、鍼で重心を整えると、めまいの改善や聴力の回復が始まります。
鍼治療前
鍼治療後